自分の優位性について考える

シェアハウスの清掃を始めて2ヶ月ほど経ち、改めて僕はこういった所には住めないなと思った。

シェアハウスといえばテラスハウスのようなものを想像するが、僕が担当しているのは小さめのアパートに10人くらいが生活する、いわゆる下宿のような場所だ。

キッチン、トイレ、洗面台、シャワールーム(バスタブ無し)は全て共用。物件にもよるが、たいていの場合ほんとーに汚い。

大事なことなのでもう一回言うが、本当に汚いのだ。

・なぜか毎回水たまりになっている脱衣所(そのうち床が腐って抜けるんじゃね?)

・ホラーかと思うほどの大量の髪の毛が落ちているトイレ

・血がしたたり落ちてくるサニタリー袋

・ゴミが溢れて虫が湧いているゴミ袋(満タンになったら変えて捨てて、頼むから!)

・油まみれなキッチンと、放置された生ゴミと洗い物

少し振り返っただけでもすぐに思い出せるエピソード満載である。

当然というべきか、住民の方が連絡のために使っているホワイトボードは「〇〇しないでください!」という文言であふれており、殺伐とした雰囲気になっている。

家賃が安いとはいえ、よくこんな所で暮らせるなと思うのが正直な感想だ。

清掃の仕事をしていると「次に使う人のこと」を考えられない人が多いと気づく。

だから汚しても知らんぷりだし、誰かが掃除するでしょ?くらいに考えてる。専業主婦だった母親もこんな思いをしていたのかと、少し心が痛んだ。

ただ多くの人ができない「次に使う人のことを考えること」は、大きな優位性になる。だってできる人の方が少ないから。

ゴミを決められた曜日に捨て、トイレットペーパーがなくならないように数を管理し、食器用洗剤やバスマジックリン、トイレクイックルを補充し誰でもすぐ使えるようにする。

こんな簡単なことでもできない人がいるから、仕事になるのだ。ただ問題はいわゆる「家事」はお金になりにくい。仕上がりには歴然とした差はあるものの、作業自体は誰でもできるからだ。

こういったスキルを別のところで活かす方法はないものかと日々模索中である。

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